画面を縦横に三等分し、そのライン上や線が交わる場所に被写体を配置する「三分割法」。主題が自然と目に入りやすくなり、写真全体のバランスも整いやすくなる構図です。中央に置く構図とはまた違い、画面に余白や流れが生まれ、落ち着いた中に奥行きを感じさせてくれます。
愛おしい家族の一瞬も、三分割法を取り入れることで、より印象的な写真に仕上がります。手順は、カメラの画面に3×3のグリッド線を表示し、交点やライン上に被写体、または主役となるものを配置するだけです。今回は、外の光を映す愛猫の瞳に惹かれ、右の縦ライン上に被写体を配置し、右上の交点付近に瞳がくるように構図を決めました。被写体検出を「動物」に設定し、少し斜め上から撮影。背景に斜めに伸びるカウンターを入れることで、自然な奥行きをプラスしています。
ポイントは、交点にきっちり合わせることにこだわりすぎないこと。周囲や背景をどのように写し込むか、引き立てたい被写体とのバランスを意識しながら、全体がすっきりとした1枚に挑戦してみてください。
イメージングレシピ:クリエイターやニコンオリジナルの色設定を公開しており、レシピとして保存できます。
※イメージングレシピはフレキシブルカラーピクチャーコントロール対応の機種のみご利用いただけます。
多彩なシーンで機動力を体感できる、S-Line、開放F値4一定の標準ズームレンズ。広角24mmから120mmまでをカバーしながらも軽量で、街角や旅行先でのスナップ撮影から報道・スポーツの現場まで、幅広いシーンと被写体に対応。
きらめく水面を背景に、ハートの形のような可愛らしい小石をかざして撮影した1枚。3×3のグリッド線の下段の横ライン上に手を、左下の交点付近にハート形の小石がくるように配置。光が強く、水面のキラキラとした質感も残したかったため、F値はf11まで絞っています。
西陽に照らされたブロックの色味と、雲ひとつない青空との対比が美しい1枚。横方向に三分割したグリッド線を目印に、上部に空、中間に被写体、下部にブロックを配置。3色のバランスと、3つの被写体のバランスを意識した構図です。画面内に目立つ線がある場合は、三分割のラインに重ねて配置すると、安定感のある写真になります。