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<猫×前ボケ>心がキュンとする愛猫写真

自宅で愛猫をより可愛く魅力的に撮るコツは、前ボケをアクセントとして入れること。前ボケを入れるだけで被写体が際立ち、おしゃれな写真に仕上がります。
リラックスしているときや、おもちゃで一緒に遊んでいるときに撮影すると、自然で可愛い瞬間を残すことができます。つい撮影に夢中になって、猫に負担をかけてしまわないように気をつけて。

猫写真の作例

F値の数値が小さい単焦点レンズを使用し、小さなガラスの花瓶に思い切り近づいて(レンズ先端から約10cmの距離)、プリズムを通った白っぽい光のような透明感のある前ボケを作りました。ぼかしたいものを明るい場所や光が当たる場所に配置すると、キラキラとしたボケが生まれやすいのでおすすめです。前ボケを入れる量を全体の半分以下にしてバランスを取ります。F値が小さいレンズは、生活感が出てしまいがちな自宅での撮影にも最適。背景のごちゃごちゃした生活空間も綺麗にぼかし、猫をより印象的に撮影することができます。
カメラで「被写体検出」を「動物」に設定すれば、予測できない速い動きをすることがある猫の撮影でも安心。ピント合わせはカメラに任せ、構図や前ボケの入り具合などの確認に集中できます。

撮影時のポイント

ペットフォトのビハインド・ザ・シーンズ
  • F値の小さい単焦点レンズを使い、開放F値に設定
  • 前ボケさせたいものを窓からの光が入る場所に設置し、思い切り近づく
  • 自動で瞳にピントを合わせる「被写体検出」を「動物」に設定
  • フォーカスモードを動く被写体に最適な「AF-C」に設定
  • 奥行き感が感じられるよう背景も入れつつ、水平を意識しながら、猫と同じ目線でカメラを構え、表情を捉える

撮影情報

猫写真の作例

使用機材・撮影データ

  • カメラ:Zf
  • レンズ:NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
  • 焦点距離:50mm
  • 絞り値:f/1.8
  • シャッタースピード:1/1000秒
  • ホワイトバランス:自然光オート
  • 露出モード:絞り優先オート
  • 測光モード:スポット測光
  • 露出補正:0段
  • フォーカスモード:AF-C
  • ISO感度:400

おすすめ機材

Zf

Zf

フィルム時代を代表する「FM2」からインスピレーションを得た、洗練されたデザインが特徴の、フルサイズミラーレスカメラ。

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NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

開放のボケ味も高画質で楽しめる新世代大口径標準レンズ。近距離撮影時にも、自然で柔らかな美しいボケ味が得られるのも特徴。

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撮影バリエーション

猫写真の作例

立ち上がって猫じゃらしで遊んでいる、生き生きとした表情を俯瞰で撮影。猫じゃらしを前ボケにし、しっぽまで全身を入れ、躍動感と奥行き感のある写真に。サイド光で猫の顔を明るく写し、かつ立体感が出るよう光の向きを考えました。

猫写真の作例

興味津々になると目がまん丸になる猫の特徴を捉えた1枚。可愛い目元を強調するために、口元を隠し、ソファの背もたれ部分を前ボケにしました。ソファ越しにかくれんぼするような感じで、声掛けをしながら猫の興味を引き、カメラ目線になったタイミングでシャッターを切ります。

鎌田風花(フォトグラファー)
Photo: 鎌田風花(フォトグラファー)
2017年よりフォトグラファーとして活動開始。優しい光をまとった、ナチュラルで透明感のある風景写真やポートレートを得意とし、暮らしや日々の小さな幸せを写真で表現することを大切にしている。家族写真の出張撮影や写真セミナーの講師、広告撮影などを中心に手掛けている。ニコンカレッジ講師。

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