水族館での撮影は、水のゆらぎや生き物の予測できない動きが重なり、思いがけず幻想的で夢のような1枚に出会えるのが魅力です。暗いシーンが多くなりますが、難しく考えすぎず、まずはゆらめく光や影を感じながらシャッターを切ってみて。水槽ごとに異なる形や色、光の入り方に注目すると、多彩な表現を楽しめます。
丸い水槽の前に座る人物をシルエットで写し込んだ、幻想的な雰囲気をまとった1枚。ピントと露出を水槽に合わせることで、人物と周囲は影となり、丸い水槽だけが暗闇に浮かび上がっているように見えます。水族館などの暗い場所では、無理に明るく撮ろうとせず、シルエットを生かすことで、よりドラマチックな表現が可能です。
暗所撮影に強く、ボディー内手ブレ補正を備えたカメラを選べば、シャッタースピードを遅くして手持ち撮影をしてもブレを抑えられます。ISOを無理に上げる必要がなくなるため、ノイズを抑えたクリアな仕上がりに。水槽の青の美しさが際立つ、静かで夢の中のような印象の1枚を残してみてください。
※他の来館者の迷惑にならないよう、周囲に配慮しながら撮影を楽しみましょう。
※本記事に掲載している作例は、施設の許可を得て撮影しています。
上位機種譲りの高性能を実現し、一瞬の動きを捉える撮影性能と暗いシーンへの対応力が向上した、フルサイズミラーレスカメラ。自分らしさを色で表現できる「イメージングレシピ」に対応。
静止画・動画を問わず高い機動力・信頼性・描写性能を発揮する、新時代の開放F値2.8ズームレンズ。ズーミング時にも全長が変化しないインターナルズーム機構を採用。
ゆっくりと漂うクラゲは、水族館撮影のなかでも挑戦しやすい被写体のひとつ。優雅にふわりと泳ぐ姿は幻想的で、雰囲気を出しやすいのでおすすめです。水槽を正面からではなく、ほぼ横から撮ることで奥行きが生まれ、モデルの手元を入れることで“夢の世界への入り口”のような演出に。ガラスに映り込んだ手の反射が、さらに幻想的な雰囲気をプラスしています。
水族館撮影では、イルカショーも外せません。晴れた日には水面に美しい光が差し込み、ダイナミックなシーンにやわらかさが加わった1枚に仕上がります。会場全体を見渡せる上段の席から撮影すると、イルカの動きや水しぶきのきらめきに加え、光に満ちた空間そのものまで収められます。
撮影協力:新江ノ島水族館