この連載では写真をより楽しんでいただくために、カメラの使い方や撮り方のポイントをご紹介していきます。カメラデビューしたカレンが登場するマンガを読みながら、一緒に写真を楽しみましょう!

主人公カレン
ミカの影響でカメラ
デビュー!

写真が上手ミカ
カメラ歴5年の
頼れる友達
12レンズを変えると何が変わる?

せっかくレンズを付け替えられるカメラなら、いろんなレンズを使ってみたいですよね!どういうときに、どのようなレンズが適しているのか、おすすめのレンズと一緒にご紹介します。

ぼかしたいときは「単焦点レンズ」

NIKKOR Z 40mm f/2

NIKKOR Z DX 24mm f/1.7
単焦点レンズは最小のF値が小さい(f/●の数字が小さい)ため、大きくやらかいボケを生かすことができます。また、明るく写せるため、夜など暗い場所の撮影にも強いのが特徴です。
遠くを撮影したいときは「望遠ズームレンズ」

(左)NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
(右)NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRで撮影。左: 24mm、右:200mm
望遠ズームレンズ(●mmの数字が大きい)を使うと、遠くの被写体を大きく写すことができます。近くも写せるズームレンズなら、1本でいろんな撮影ができて便利です。
ミクロな世界を写せる「マイクロレンズ」

NIKKOR Z MC 50mm f/2.8
最後は少し変わったレンズ。マイクロレンズ(レンズ名に「MC」が付いているもの)を使うと、肉眼では見えないようなミクロな世界を大きく写すことができて、新たな表現を楽しめます!
※マイクロレンズは「マクロレンズ」とも呼ばれています。
「●mm」はどれくらいの範囲を写せるかを表す「焦点距離」

※フルサイズで70~135mm程度を「中望遠」とも呼びます。

同じ位置から撮っても、焦点距離で写る範囲(画角)が変わります。

・標準:人の見ている景色に近い写り方
・広角:周囲を広く写せる
・望遠:遠くのものを大きく写せる
「f/●」は設定できる一番小さいF値

数字が小さいほど明るく写せて、大きくボケるという特徴があります。
「VR」が付くレンズは手ブレに強い

「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」など「VR」が付くレンズには「手ブレ補正」という機能があり、カメラを持つ手が動いてしまっても写真のブレを補正してくれるんです。

この記事が面白かったら
シェアしてね!
この連載では写真をより楽しんでいただくために、カメラの使い方や撮り方のポイントをご紹介していきます。続きや前の回は下記リンクからご覧いただけます。
※本記事に記載している内容は配信日時点のものです。あらかじめご了承ください。
