この連載では写真をより楽しんでいただくために、カメラの使い方や撮り方のポイントをご紹介していきます。カメラデビューしたカレンが登場するマンガを読みながら、一緒に写真を楽しみましょう!

主人公カレン
ミカの影響でカメラ
デビュー!

写真が上手ミカ
カメラ歴5年の
頼れる友達
05被写体は真ん中に置かなきゃダメ!?

写真を撮るとき、いつも被写体を真ん中にしてしまうけど、もっと別の撮り方もしてみたい…。そんなときは、画面を縦横三分割にして、分割線や線が交わる位置(交点)に被写体を配置してみましょう。新たな魅力を引き出せたり、背景とのバランスが良くなったり、写真のバリエーションが増えますよ!

縦横三分割をイメージする

モニターやファインダーに写る画面の縦横三分割をイメージします(厳密でなくてOKです)。
※実際に分割線を画面に表示させることもできます。やり方は後ほど紹介します!
交点に主役を配置する

主役に決めた被写体が交点に来るようにしてみましょう(三分割の線に合わせてもOKです)。どの交点にすると一番好きかカメラを動かしてみてください!
主役にピントを合わせてシャッターボタンを押す

シャッターボタンを軽く押してピントを合わせ、さらに押し込み撮影します。

主役の花が際立ちながらも、余白が生まれて背景とのバランスが良くなりました!


MENUボタンを押して、以下の手順で設定します(項目を選択してOKボタンを押して進んでいきます)。

「カスタムメニュー」→「d 撮影・記録・表示」→「撮影画面カスタマイズ(画像モニター)」(ファインダーの場合は「撮影画面カスタマイズ(ファインダー)」)→「ガイドライン」を選択して完了。撮影時にDISPボタンを押すと、格子線が表示されます。
▶分割線(格子線)表示の詳細はこちら

「斜め」が悪いことではありませんが、違和感を覚える場合は「水平」を意識しましょう。視覚的に安定感が出て、心地良さを感じます。先ほど紹介した格子線を表示させた状態なら、水平を確認しやすいです。
覚えておきたい!被写体の配置の仕方

被写体の配置の仕方(構図)は、真ん中に配置する「日の丸」や今回紹介した「三分割」以外にもあります。覚えておくとバランスを取りやすく、バリエーションが増えますよ!

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この連載では写真をより楽しんでいただくために、カメラの使い方や撮り方のポイントをご紹介していきます。続きや前の回は下記リンクからご覧いただけます。
※本記事に記載している内容は配信日時点のものです。あらかじめご了承ください。
