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撮影した写真に、縞模様が出てしまうことがあります。ブラウン管時代のざらつくテレビ画面のようで、被写体も不明瞭となり、せっかく撮った写真も台無しに感じられるものです。
なぜ、こうした現象が起きてしまうのか、解説と解決方法を紹介します。
写真に出た縞模様は、「フリッカー現象」によるものです。
蛍光灯やLEDなどの照明は、人の目には見えない速さで点いたり消えたり、点滅しています。それらの照明下で、点滅によって光が途切れるほんのわずかの間にシャッターが切られると、フリッカー現象が起き、縞模様が写真に現れることがあります。
フリッカー現象は、室内の照明下や電光掲示板付近などでの撮影時に起きやすいものです。縞模様のほかに、明るさや色合いに現れることもあります。フリッカー現象は、カメラの「フリッカー低減機能」を使用して、低減させることができます。
【MENU】ボタン→【静止画撮影メニュー】→【フリッカー低減撮影】→【する】または【ON】に。
カメラがフリッカー現象の影響が少ないときにシャッターを切ってくれるようになり、フリッカー現象を低減できます。
フリッカー低減機能を使うと、シャッターの切れるタイミングが少し遅れます。フリッカー現象が起きていない環境では、【フリッカー低減撮影】→【しない】または【OFF】がおすすめです。
フリッカー現象は、目に見えないほど速い光の点滅に、カメラの高速シャッターが追い付いているために起きる、という見方もできます。もし動画撮影でフリッカーが気になる場合は、シャッタースピードの値で対応を。【撮影モードダイヤル】を回して撮影モードを【M】(マニュアルモード)、または【S】(シャッター優先モード)に設定し、シャッタースピードを撮影地の電源周波数に応じた以下の値にすることで、フリッカー現象を低減できます。
電源周波数が50Hzの場合(東日本):1/50秒より低速
電源周波数が60Hzの場合(西日本):1/60秒より低速