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2026年度 第1回 TopEyeフォトコンテスト

2026年度 第1回 TopEyeフォトコンテスト

  • TopEye
  • 単写真部門 銀賞

単写真部門 入賞作品

総評

【焔】
「火を扱う祭りや行事は、それだけでも迫力があり絵になる被写体です。ですがこの作品は単にそれを捉えるだけではなく、“炎の表情”がもっとも魅力的に見える瞬間をしっかりと意識できています。人物の膝を踏み出した姿勢や手の動きからは、まるで戦いに挑もうとしているかのようなゾクッとするカッコよさが感じられますね。祭りの賑やかな雰囲気に流されるのではなく、自分が表現したい世界観や物語をきちんとイメージしながら撮影していることが伝わってきます。構図がシンプルなぶん、炎や衣装のシルエットも際立っており、炎をあえてフレームアウトさせたことで、画面の外へと炎が広がっていくような“勢い”をうまく作り出せています」(秋山)

【日本の旅へ】
「新幹線という被写体を、単なる車両写真ではなく作品とするには、“どこをどんな景色の中で走っているのか”という視点で捉えるのが重要です。その中でこの作品は、ストレートで王道な表現ではありながら、きちんとそこをクリアできている。富士山や新緑の田んぼと組み合わせることで、新幹線の持つ瞬間性もうまく表せています。構図や色彩感覚も非常にバランスがいいですね。横位置ではなく縦位置で大胆に切り取ったことで、風景の中に新幹線を効果的に組み込み、作品としての完成度を高めています。乗り物写真であっても周囲の環境まで意識することで、豊かな表現につながることを感じさせてくれる作品でした」(熊切)

【ぽっぽっぽっ】
「“もし自分がタイトルを付けるなら『ポッポッポ』だな────”。この作品を見た瞬間にそう思ったら、実際にそのタイトルが付いていました。撮影者の狙い通りにしてやられたなというところで、非常に楽しく作品を審査することができましたね。それほどに作品の意図やおもしろさがストレートに伝わってくる作品でした。また、構図のセンスも光っています。鳩が3羽並んでいるというユーモラスな状況だけでも十分魅力的ですが、建物のシルエットや構造がつくるデザイン性も非常にカッコよく効いている。気持ちよく広がる青空も含めて周囲の要素をバランスよく盛り込むことができており、それによって3羽の鳩のシュールさがより際立つ作品になっているように感じました」(熊切)