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写真の明るさを左右する露出を決めるのは、シャッタースピードと絞り値(F値)です。
(ISO感度も露出を決めるための重要な要素ですが、ここではISO感度を固定して話を進めます。)
シャッタースピードとは、シャッターが開いている時間のことです。
シャッタースピードを速くすると、シャッターが開いている時間が短くなるため、光が撮像素子に当たる時間が短くなります。
光が撮像素子に当たる時間が短いと、暗い写真になります。
逆にシャッタースピードを遅くすると、光が撮像素子に当たる時間が長くなり、明るい写真になります。
絞り値とは、レンズを通って撮像素子上に写る像の明るさのことです。
絞り値を大きくすると、撮像素子上に写る像が暗くなり、暗い写真になります。
逆に絞り値を小さくすると、撮像素子上に写る像が明るくなり、明るい写真になります。
露出はシャッタースピードと絞り値との組み合わせによって決まります。
絞り値を大きくしても、その分シャッタースピードを遅くすれば、適正露出にすることができます。
逆に絞り値を小さくし、シャッタースピードを速くしても、同じような明るさの写真にすることができます。
大きい絞り値、遅いシャッタースピード
小さい絞り値、速いシャッタースピード
シャッタースピードと絞りの組み合わせを変えても、同じ明るさの写真になります。
シャッタースピード
カメラのインフォ画面
1秒よりも短いときは「何分の1」と表示されます。 ・・・1/125、1/160、1/200、1/250・・・のように表示されます。 カメラによっては、「1/125」→「125」、「1/250」→「250」などと簡略化されることがあります。 1秒以上のときは「数字”」と表示されます。
絞り値
カメラのインフォ画面
・・・F4、F4.5、F5、F5.6・・・のように表示されます。