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<かき氷>思わず手を伸ばしたくなる爽やかフードフォト

涼しげで爽やかな空気感を表現できる被写体、かき氷。光を受けてきらめく氷の質感や、夏らしい清涼感を印象的に描写することで、より魅力的な1枚を残せます。ポイントは、光の向きや撮影する角度、ボケを意識すること。少し溶けた瞬間や、食べかけの様子など、時間とともに変化する表情も楽しみながら切り取ってみてください。

かき氷の作例

まずは、光が綺麗に入る場所を選びます。店内で撮影する場合は、自然光が差し込む窓際の席がおすすめ。氷にしっかり光が入るよう、かき氷を窓側に寄せます。光の向きによって写真の印象が大きく変わるため、少しずつ角度を変えながら、かき氷が最も魅力的に見える位置を探してみてください。
かき氷は立体感があるため、斜め上から撮影することで、光が綺麗に被写体に回り込み、氷の透明感や質感、シロップの流れなどをより魅力的に写せます。F値はなるべく小さく設定し、窓からの光や外の景色、店内のライトなどを大きくぼかして、やわらかな雰囲気を演出。手を添えることで、「これから食べる瞬間」も表現しています。
撮影に使用するレンズは、ボケ感を出しやすいF値の小さいもの、かつ人間の視野に近い自然な画角で写せる、焦点距離50mm前後のものがおすすめ。マクロ撮影に対応したレンズなら、氷の繊細なディテールまでしっかり描写できます。
ただし、かき氷を撮るときはスピードが重要です。事前に撮る位置や撮り方を考えておき、素早く撮りたい画を叶えましょう。

撮影時のポイント

かき氷のビハインド・ザ・シーンズ
  • 開放F値が小さく、焦点距離50mm前後のレンズを使用
  • 自然光が差し込む窓際の席を選び、かき氷を窓際に寄せる
  • モデルにかき氷へ手を添えてもらう
  • かき氷に対し、斜め上から撮影する

撮影情報

かき氷の作例

使用機材・撮影データ

  • カメラ:Z50II
  • レンズ:NIKKOR Z DX MC 35mm f/1.7
  • 焦点距離:35mm(35mm判換算:52.5mm相当)
  • 絞り値:f/1.8
  • シャッタースピード:1/200秒
  • ホワイトバランス:オート
  • 露出モード:マニュアル
  • 測光モード:マルチパターン測光
  • 露出補正:0段
  • フォーカスモード:AF-A
  • ISO感度:800

おすすめ機材

Z50II

Z50II

上位モデルから継承した強力なAF性能や、高輝度EVFなど、APS-Cサイズ/DXフォーマットながら多彩な機能がぎゅっと詰まった一台。自分らしさを色で表現できる「イメージングレシピ」に対応。

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NIKKOR Z DX MC 35mm f/1.7

NIKKOR Z DX MC 35mm f/1.7

被写体に近づいて大きく撮れる、APS-Cサイズ/DXフォーマットカメラ用の手軽で軽量な標準マイクロレンズ※。標準画角での撮影から表現力豊かなマクロ撮影まで、様々なシーンに対応する1本。

※マクロレンズは本来、原寸大以上の倍率が得られる顕微鏡のような拡大光学系のレンズを指します。このためニコンは定義の厳密性をより重要視し、各社が「マクロレンズ」と呼ぶ縮小光学系で等倍撮影ができるレンズを「マイクロレンズ」と呼んでいます。

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撮影バリエーション

かき氷の作例

スプーンでかき氷をすくった手元を入れ、食べる前のワクワク感や美味しそうな雰囲気を表現。かき氷全体を写すのではなく、あえてすくった部分をアップで切り取っています。スプーンの先端を奥からカメラに向けると、写真に立体感が生まれやすくなります。スプーンに乗ったかき氷へグッと近づくことで、背景を大きくぼかしながら氷の質感をしっかりと描写。主役が引き立つ1枚に仕上げました。

かき氷の作例

かき氷にシロップをかける瞬間は、動きのある臨場感を表現できます。少し高い位置から撮影すると、シロップをかける動作が分かりやすくなります。自然光が入らない店内では、店内のライトがなるべくかき氷に当たる位置で撮影。さらに、ピクチャーコントロール「ピュア」を適用し、やさしいトーンに調整しています。

Photographer

櫻子(フォトグラファー)
Photo: 櫻子(フォトグラファー)

1996年生まれ。埼玉県本庄市出身。早稲田大学文化構想学部卒業後、会社員を経てフリーランスフォトグラファーに転身。透明感のある作風で写真を撮影することが得意で、多重露光作品などの作品制作を行う傍ら地元である埼玉北部周辺及び旅した地域の魅力を発信する活動を行っている。2026年度埼玉県広報アンバサダー。