透明感のある氷風景
冷え込みの厳しい時期だからこそ出会える氷。ガラスのような透明感は写真の被写体としては最適といえるのではないでしょうか。逆光気味の光の中で、氷の撮影にトライしてみました。
キラキラした透明感の表現には逆光気味の光がポイントです。夕方のやや色付いた光の中に、形の面白い儚げな氷を見つけたので撮ってみました。
太陽が氷の後ろに落ちてきているタイミングです。小さな氷だったため、雪面に寝ながら低いカメラ位置をキープしつつ、手持ちで撮影しています。
撮影時のポイント
- あえて夕日を入れずに、氷に視線を行かせた
- 広角レンズを用い、いわゆる「広角接写」で思い切り氷に近付いて撮影
- 広角なため、背景の空や湖、山並みも見せることにも成功
- 少しプラス補正(+0.3)気味に
撮影情報
撮影データ・使用機材
レンズ: AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED
焦点距離:24mm
絞り値:f/8
シャッタースピード:1/400秒
ホワイトバランス:晴天
露出モード:絞り優先オート
測光モード:マルチパターン測光
露出補正:+0.3段
フォーカスモード:AF-S
ISO感度設定:ISO 400
おすすめ機材
おすすめのレンズ
AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED
画角100°(FXフォーマット時)の超広角域からの約1.9倍超広角ズームレンズ。約385gと軽量コンパクトで機動性の高い撮影が可能。
この被写体の撮影バリエーション
背景の暗い所だったので、露出補正をマイナス(-1.3)にして、氷部分の色が飛ばないように注意(感度を上げ、手ブレにも注意した)。背景や周囲がやや煩雑な環境でしたが、まるで氷に包まれているような小さな葉をメインに捉えました。
雪の被った富士山をメインにするのではなく、あえて軒下に下がるつららを主役にし富士山は脇役に。望遠レンズの「圧縮効果」を活用し、つららと富士山を近づけて見せています。
撮影・解説:芳賀 健二




