<お散歩スナップ>草花とともに日常の美しさを切り取る
散歩中に見つけた草花を気軽に撮って楽しむ、お散歩スナップ。日常の美しさを写し出せるのが魅力です。写真を通して、日常に潜むキレイな瞬間やその場の空気感、日々の季節の移ろいを残してみませんか。素敵に撮る重要なポイントは、光を意識すること。草花がいちばん美しく見える光の向きを探りながら、道端に咲く小さな草花や公園の花壇など、身近な被写体でスナップ撮影を楽しんでみてください。

順光やサイド光、逆光など、光の向きを意識するだけで、写真の印象は大きく変わります。朝や夕方は柔らかな光が斜めから差し込み、立体感が生まれます。逆光で花びらや葉を透かしてエモーショナルに表現したり、順光でスポットライトのように草花を主役として引き立てるのもおすすめ。
今回は、朝の時間に道端に咲く濃いピンクの花を、斜め上から撮影しました。メインの花を画面の中央に配置し、あえてプランターやホースも写し込むことで、誰かが丁寧に育てている様子や生活感が伝わる構図にしています。
画像全体に粒子状の質感を加えられる、カメラの「フィルムグレイン」機能を使用し、懐かしい雰囲気をプラス。フィルムグレインは強度2、サイズ大で「質感を少し足す」程度に控えめに。草花の存在感や色味を残しつつ、光と影の繊細な表情をより豊かに表現しました。
さらに、草花の揺らぎや光の柔らかさを自然に表現するために、イメージングレシピの「Yuragi by Kimura Hinami」を適用。このレシピは、色味は穏やかに、トーンは優しくなり、あたたかみのある仕上がりになります。Nikon Imaging Cloudにて公開されています。
※フィルムグレインは対応機種のみご利用いただけます。
撮影時のポイント

- 柔らかな光が斜めから差し込む朝の時間帯に撮影
- 主役の花を中央に配置し、プランターやホースも写し込む
- フィルムグレインを適用し、強度2、サイズ大に設定
- イメージングレシピ「Yuragi by Kimura Hinami」を適用
撮影情報

使用機材・撮影データ
- カメラ:Zf
- レンズ:NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
- 焦点距離:50mm
- 絞り値:f/3.5
- シャッタースピード:1/250秒
- ホワイトバランス:オート
- 露出モード:絞り優先オート
- 測光モード:マルチパターン測光
- 露出補正:-0.3段
- フォーカスモード:AF-C
- ISO感度:100
- ピクチャーコントロール:Yuragi by Kimura Hinami(Kimura Hinamiオリジナルレシピ)
イメージングレシピ:クリエイターやニコンオリジナルの色設定を公開しており、レシピとして保存できます。
※イメージングレシピはフレキシブルカラーピクチャーコントロール対応の機種のみご利用いただけます。
おすすめ機材


撮影バリエーション

春の訪れを感じさせる代表的な花のひとつ、ユキヤナギ。小さな花が集まって咲くため、できるだけ近づき、人との距離感も感じられるように手を添えるようにして撮影しました。被写体にぐっと寄ることで、草花の存在や細部の美しさをしっかりと描写できます。白い花は露出を上げすぎると白飛びしやすいため、やや露出を下げて撮影するのがポイントです。
フィルムグレインは強度2、サイズ大に設定し、イメージングレシピ「Yuragi by Kimura Hinami」を適用。

庭に咲くスイセンをユキヤナギと共に切り取った1枚。下向きに咲くスイセンに合わせてしゃがみ、上向きにカメラを構えます。F値は最も小さい数値に設定し、後方に咲くユキヤナギを大きくぼかして背景ボケに。太陽の光でスイセンが影にならないよう、露出を少しプラスに補正し、さらに主役を際立たせています。
フィルムグレインは強度1、サイズ大に設定し、イメージングレシピ「Yuragi by Kimura Hinami」を適用。




