<手持ち花火>エモーショナルに表現する花火フォト
花火はさまざまな表現ができる被写体。少しの工夫で、まるで物語の中のシーンのような、エモーショナルな写真を撮ることができます。花火撮影で大事なことは、連写機能などを使ってシャッターをたくさん切ること。また、真っ暗な夜ではなく、夕暮れ時のマジックアワーに撮ると、背景にほんのり光が残り、より雰囲気のある写真になります。風の弱い日に、煙が少ない花火を選んで撮影に挑みましょう。

手持ち花火を砂浜に刺し、花火を水面に反射させたリフレクション写真。花火と同じ高さから撮影するために、カメラのバリアングル式画像モニターで構図を確認しながら、地面スレスレのローポジションで撮影。F値の小さくて明るい、手ブレ補正がついているレンズを選び、撮影時はカメラのISO感度の数値を上げすぎないように気をつけ、できるだけノイズの発生を抑えます。
色合いや階調、彩度などを細やかに作りこんだニコンの画づくりシステム「クリエイティブピクチャーコントロール」機能で「デニム」を選択。青味の強い深い色合いになり、夕暮れ時と花火の光をより美しく表現できます。
※海岸で花火をする際は、花火をしていい場所かどうかなどルールを事前に必ず確認し、花火によるやけどには注意して撮影しましょう
撮影時のポイント

- 煙が少ない花火を準備し、風の弱い日の夕暮れ時に撮影
- 光を多く取り込むためにシャッタースピードは遅めに設定し、花火全体にピントが合うようにF値の数値を大きめに設定
- ISO感度を上げすぎないようにし、ノイズの発生を抑える
- クリエイティブピクチャーコントロールを「デニム」に設定し幻想的な雰囲気に
- バリアングル式画像モニターを活用し、地面スレスレから手持ちで撮影
撮影情報

使用機材・撮影データ
- カメラ:Z50II
- レンズ:NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
- 焦点距離:35mm
- 絞り値:f/8
- シャッタースピード:1/13秒
- ホワイトバランス:オート
- 露出モード:マニュアル
- 測光モード:マルチパターン測光
- 露出補正:0段
- フォーカスモード:AF-C
- ISO感度:3200
- クリエイティブピクチャーコントロール:デニム(適用度100%)
おすすめ機材

Z50II
上位モデルから継承した強力なAF性能や、高輝度EVFなど、APS-Cサイズ/DXフォーマットながら多彩な機能がぎゅっと詰まった一台。自分らしさを色で表現できる「イメージングレシピ」に対応。

NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
1本でさまざまな撮影シーンに対応する、ニコンDXフォーマット対応の小型・軽量約7.8倍高倍率ズームレンズ。暗いシーンなどでも安心して撮影できる、手ブレ補正機構を搭載。
撮影バリエーション

手持ち花火を2本使い、1本はモデルに持たせ、もう1本はカメラを持っていない方の手でレンズの前に持ち、玉ボケを作ります。ピントは奥の人物に合わせ、手持ちの花火を少しずつ動かしながら連写し、ベストなタイミングで撮れた1枚をセレクト。

花火を瓶の中に入れて撮影。瓶の口からまさに花のように広がる花火が印象的な、物語のワンシーンのような1枚になりました。あえて人物の顔を入れないようにして、想像の余地を残しています。クリエイティブピクチャーコントロールの「メランコリック」を適用し、ふんわりと夢の中みたいな印象に仕上げました。




