<ライト×玉ボケ>ポストカードのようなブツ撮り写真
玉ボケは肉眼では見ることのできない、カメラならではの表現方法。玉ボケを入れることで、非現実的な世界観を表現でき、シンプルな被写体をドラマチックに演出できます。
玉ボケを作るには、まずはキラッとする点光源やキラキラした背景を探すことから始まります。街中だと、自然の光やイルミネーション、信号、街灯、店先のライトなどが玉ボケの材料になります。

銅線状のLEDジュエリーライト3本を、被写体であるジュエリーの前後に配置して玉ボケを作り、ジュエリーのキラキラ感をアップさせました。ライトが余白にバランス良く入るように設置します。3本のうち1本のライトは、カメラを持っていないほうの手でカメラの近くに持ち、ジュエリーの背後にある玉ボケとの大きさに違いを出します。ゴージャスで臨場感のある写真になりました。
コツは、光源から少し離れた場所に被写体を配置し、レンズのF値を一番小さくして被写体に寄って撮ること。それだけで簡単に玉ボケができます。
銅線状のLEDジュエリーライトは自分の好きな形にしたり、巻きつけたりできて便利。手軽に取り入れられるのに、ぐっとおしゃれで雰囲気のある写真に大変身するのでおすすめです。
撮影時のポイント

- F値の小さいレンズを使い、開放F値に設定
- カーテンで室内の明るさを調整して背景を暗めにし、ライトの玉ボケを際立たせる
- 被写体の前後に大きさの異なる玉ボケを作るために、LEDライトをカメラの手前にも配置する
- 被写体に寄り気味でカメラを構え、少しずつカメラを動かし、前後のボケ方が好きだと思う位置でシャッターを切る
撮影情報

使用機材・撮影データ
- カメラ:Zfc
- レンズ:NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
- 焦点距離:50mm(35mm判換算:75mm相当)
- 絞り値:f/1.8
- シャッタースピード:1/250秒
- ホワイトバランス:晴天
- 露出モード:絞り優先オート
- 測光モード:マルチパターン測光
- 露出補正:0段
- フォーカスモード:AF-S
- ISO感度:800
おすすめ機材

Zfc
かつて広く愛されたフィルムカメラ「FM2」の象徴的なデザインを受け継いだ、撮る楽しみに加えカメラを持つ楽しみにもこだわったAPS-Cサイズのミラーレスカメラ。気軽に持ち歩ける小型・軽量ボディー。

撮影バリエーション

ジュエリーを斜め上からのアングルで撮影し、被写体と背景に高さの違いを出すことで、背景に玉ボケを演出しました。室内のライトのほぼ真下に被写体を、床にはくしゃくしゃにしたアルミホイルを配置。アルミホイルに室内のライトを反射させて小さな玉ボケをたくさん作り、華やかな1枚にしました。

イルミネーションされた木を、カメラを上に見上げるように撮影し、光すべてを玉ボケに。現実感を出さないよう、AFでカメラがピント合わせをしている間にあえてシャッターを切り、葉っぱをふんわりと描写。画面いっぱいに玉ボケが広がる、幻想的な作品になりました。 カメラのバリアングル式画像モニターの向きを調整し、タッチシャッターで撮影すれば、仰ぎ見る構図でも手ブレを抑えて撮影できます。




