<花×ボケ>待ち受けにしたくなる花写真
花瓶に入れて飾った花。目の前にある実物は美しいのに、写真にするとその魅力的な姿をうまく写し取れない…。そんな時は、ボケを効果的に使って撮ってみるのがおすすめ。ぼかすことによって立体感とメリハリが出て、花の美しさや表情の豊かさをより表現しやすくなります。
光の当たり方によって花の表情が変わるので、花瓶を置く場所やカメラと花瓶の位置関係などを変えながら、自分が好きだと思う向きを見つけてみてください。

まずは撮影前に、どの花をメインの被写体にするかを決めます。今回は、フリルのような繊細な花びらのふちを持つ、ピンクと白のトルコキキョウをメインの花に設定。紫のスターチスを前ボケさせるために、トルコキキョウよりも手前になるように花瓶内で調整します。花の奥に、部屋を背景ボケでさりげなく写り込ませることで、奥行き感がプラスされ、花のある空間の雰囲気も伝わる1枚になりました。複数の種類の花を組み合わせる場合は、花の色味や雰囲気を統一させると、まとまり感のあるおしゃれな写真になるのでおすすめです。
撮影時のポイント

- 絞り値はレンズの開放F値に設定
- カメラを構える位置は花と同じ高さに
- 花瓶の中でメインの花が奥に、前ボケさせたい花が手前になるように調整し、さらに奥に部屋を写り込ませる
- ピントをメインの花に合わせる
- 美しいボケ感が出る位置を探りながら手持ちで撮影
撮影情報

使用機材・撮影データ
- カメラ:Z50II
- レンズ:NIKKOR Z 40mm f/2
- 焦点距離:40mm(35mm判換算:60mm相当)
- 絞り値:f/2
- シャッタースピード:1/1250秒
- ホワイトバランス:オート
- 露出モード:絞り優先オート
- 測光モード:マルチパターン測光
- 露出補正:−0.3段
- フォーカスモード:AF-S
- ISO感度:320
おすすめ機材

Z50II
上位モデルから継承した強力なAF性能や、高輝度EVFなど、APS-Cサイズ/DXフォーマットながら多彩な機能がぎゅっと詰まった一台。自分らしさを色で表現できる「イメージングレシピ」に対応。

撮影バリエーション

メインのトルコキキョウの繊細さや可憐さをより伝えるために、グッと花に近づいて撮影。手前や奥にあるスターチスが好みのボケ感になるように、カメラを持っていない方の手でスターチスの位置を調整しながらシャッターを切ります。メインの花に高低差があるとメリハリが出やすくなります。

自然光ではなく部屋の照明を活用し、花瓶の上から俯瞰で撮影して、花の影も一緒に写す構図に。手前の花や花瓶部分がボケて花が浮き立ち、さらに花と影のコントラストでアーティスティックな1枚になりました。花瓶や水に照明を反射させ、キラッと感をプラスしています。




