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第25回(2023年度)三木淳賞受賞作家新作展
吉江 淳
沖縄

  • 第25回(2023年度)三木淳賞受賞作家新作展 吉江 淳 沖縄
  • 第25回(2023年度)三木淳賞受賞作家新作展 吉江 淳 沖縄
  • 第25回(2023年度)三木淳賞受賞作家新作展 吉江 淳 沖縄
  • 第25回(2023年度)三木淳賞受賞作家新作展 吉江 淳 沖縄
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会期

2026年9月2日(水)~2026年9月14日(月) 日曜休館

10:30~18:30(最終日は15:00まで)

開催内容

長いあいだ沖縄を敬遠していたのは、一人旅のいわゆる南の島への嫉妬半分の偏見を別にすれば、写真を撮ることがとても難しい土地だと感じていたからだ。 国家、政治、民族、慣習など複雑で慎重な問題があるなかで、常に目の前に対して批評的であることを強いられると考えていた。「沖縄」を撮らなくてはならないのだろうと。

それから15年、かの地はわたしにとって撮れないことを痛感するところであると同時に、撮らないことを考える場所でもあった。そのうえで歩き見てただ撮ることを続けるしかないということ。
廃墟のホテル、郊外の家畜小屋、高速沿いの赤茶けた耕地、息が詰まるほどの落書き看板、空の音がよく反響する真新しい住宅地、深い緑の底に護岸された川。
土地には必ず積み重なりがあり、目の前に見えている世界は、過去から無数に連なるレイヤーの表皮としてある。
わたしたちは地層のように重なる時のうえに立っているにすぎないのだと感じるとき、何気ない風景がぽっかりと口を開け、その奥に深い淵が静かに横たわっているような気がする。

(吉江 淳)

【ギャラリートーク】吉江 淳「沖縄」

本展の関連イベントとして、作家・吉江淳によるギャラリートークを開催いたします。
どなたでもご参加いただけますので、ぜひこの機会にご来場ください。
※ご来場多数の場合、入場を制限させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

日時:9月5日(土)15:00~16:00
ゲスト:姫野 希美(赤々舎代表)、町口 景(フィジカルデザイナー)
会場:ニコンサロン(ニコンプラザ東京内)
参加費無料です。当日直接会場にお集まりください。

プロフィール

吉江 淳(よしえ あつし)

1973年 群馬県生まれ
人工と自然、中心と局所、新しいものと古いものなどの両義性について考えつつ撮影を続けている。

主な写真集
2014年「地方都市」蒼穹舎
2016年「川世界」Salvage press
2024年「出口の町」ふげん社
2026年「沖縄」赤々舎

第25回(2023年度)三木淳賞受賞