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<ニコンサロン>
タイラ ジュン
Shell Mound

会期

2026年5月13日(水)~2026年5月25日(月) 日曜休館

10:30~18:30(最終日は15:00まで)

開催内容

沖縄では不発弾処理は日常の一部であり、もはや特別のことではありません。
しかし、ある日、近所の処理現場で目にした巨大な「塚」に私は強い衝撃を受けました。それは過去の一瞬が、突然私たちの目前に姿を現したかのようでした。
この経験は、私に写真の持つ本質的な役割を再認識させました。写真が発明された19世紀、人々は「失われた時間」を呼び戻すという希望を写真に託しました。
撮影場所は、私の意思とは関係なく決められます。それはまるで、過去の着弾地が自ら「忘れるな」と名乗り出ているかのようです。
私はカメラを使って、地下に潜像する無数の「破壊と殺戮から免れた場」を顕像化しようと試みました。
これらの「塚」は、過去の戦争が現在進行形で私たちと共在していることを静かに告げています。

(タイラ ジュン)

【ギャラリートーク】タイラ ジュン「Shell Mound」
本展の関連イベントとして、作家・タイラ ジュンによるギャラリートークを開催いたします。
どなたでもご参加いただけますので、ぜひこの機会にご来場ください。
※ご来場多数の場合、入場を制限させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

日時:2026年5月15日(金)16:00~17:00 ゲスト:長谷川 新(インディペンデント・キュレーター)、町田 恵美(エデュケーター)
会場:ニコンサロン(ニコンプラザ東京内)
定員:20名(当日先着順、参加費無料)

日時:2026年5月23日(土)15:00~16:00 ゲスト:与那覇 大智(画家)、寺田 健人(アーティスト)
会場:ニコンサロン(ニコンプラザ東京内)
定員:20名(当日先着順、参加費無料)

プロフィール

タイラ ジュン (たいら じゅん)

1972年 沖縄県生まれ
1994~95年大阪国際写真センター(現IMIグローバル映像大学)に学ぶ。
2007年~12年に写真雑誌『LP』を編集・発行する。

主な個展に、「白いゴーヤー」(gallery M&A/沖縄,2012年)、「アンチダイアリー」(gallery エキヴァレンス/兵庫,1997年)。
主なグループ展に、「前夜ー」(浦添市美術館/沖縄,2024年)、「読む風景写真~南北の視点から(露口啓二との二人展)」(Art Labo 北舟/北海道,2023年)、「UNDERFOOT(オサム・ジェームス・中川との二人展)」(ギャラリーメイン/京都,2023年)、「たずさえる視座(石垣克子との二人展)」(POETIC SCAPE/東京,2022年)、「沖縄人」(gallery ラファイエット/沖縄,2022年) 、「4・3 ART EXHIBITION ’SEALED SCENERY’ 2022」(Sanjicheon Gallery/韓国,2022)。
写真集に「Shell Mound」(2022年発行)がある。