お久しぶりです、yasuka(@ya.24)です。毎日暑いですね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
Z シリーズと47都道府県を旅する『Z と写真家と47都道府県の旅』。前回の大分記事はいかがでしたか?
九州に住んでいる方もそうでない方も、ぜひ訪れてみてもらえると嬉しいです。
「【大分】澄んだ空気を深呼吸!爽やかな風が心地よい、初夏の女子旅」はこちら
今回は、友人と日帰り旅に出ました。行き先に選んだのは、九州一の繁華街でありながら、海や自然の景色も楽しめる福岡県です。
その中でも中心地からバスで30分、フェリーで10分で行ける博多湾に浮かぶリゾート「能古島(のこのしま)」を今回の目的地に選び出発しました。
大好きな夏の島旅の始まりです。
フェリーに乗って、いざ能古島ショートトリップへ
能古島へ渡るため、最初に訪れたのは姪浜旅客待合所(能古渡船場)です。
夏旅にしては雲が多すぎるお天気模様。「島に着く頃には晴れるといいね」と話しながら、能古の島行きのフェリーのチケットを購入しました。
チケットを買ってまもなくするとフェリーが到着しました。
船の名前は「レインボーのこ」。この船に乗って能古島へ向かいます。
出発して5分くらい経った頃後ろを振り返ると、遠くに福岡タワーや福岡ヤフオク!ドームが見えました。目の前には、能古島がどんどん大きく見えてきます。
クルーズ時間わずか10分で能古島に到着です。
博多湾に浮かぶ離島「能古島(のこのしま)」。周囲約12kmの小さな島はとってものどかで、一年中いつ訪れても美しい花々が迎えてくれます。
島に着いたのでバスに乗り、のこのしまアイランドパークを目指すことにしました。
願いが通じたのか、青空が見えてきました。うれしい。
木漏れ日が心地いい山道をバスは走っていきます。
絵本の中にいるような自然公園「のこのしまアイランドパーク」
途中いくつかのバス停を経由して、のこのしまアイランドパークに到着しました。
ここは、緑豊かな15万平方メートルの自然公園です。
福岡でも随一のお花の名所で、色鮮やかな花々、カフェなどのお店、スポーツ、ミニ動物園、すばらしい眺望などを楽しめます。
マップを持ってさっそく園内を散策することにしました。
園内は夏のお花でいっぱいです。ブーケンビリアのトンネルがとてもかわいくて、ここでたくさん写真を撮りました。
しばらく歩くと、昔ながらの駄菓子屋さんを発見。
この辺りは、レトロな街並みを再現した「思ひ出通り」と呼ばれる一角。ノスタルジックな雰囲気が素敵です。
あまりに暑いので、福岡名物のあまおう味のアイスキャンデーを食べました。
火照った体に染み入る冷たさ。苺の味が濃厚で、美味しかったです。
ななめ向かいのお店にも、なんだか美味しそうな誘惑が。
水色の塗装のかわいいカフェを見つけてしまいました。
これは素通りする訳にはいかないので、少し休憩することにします。
外の風を感じるため、テラス席でいただきます。
夏の日のアイスコーヒーってなんでこんなに美味しいのでしょう。
幸せな朝の一時を過ごしました。
【喫茶 夢路】
のこのしまアイランドパーク内にある、昭和レトロを感じるカフェ。天気のよい日は、テラス席で小鳥たちの声を聞きながらゆっくりとコーヒータイムを楽しめます。住所:福岡県福岡市西区能古島
営業時間:9:30〜17:30(L.O.17:00)
ホームページ:http://nokonoshima.com/shop/sh04/
電話番号:092-881-2494
※のこのしまアイランドパーク内の為、要入園料
次に向かったのは、公園内の海が見渡せる場所。
着いた途端、目の前に大絶景が広がりました。一面のお花畑に青い海。気分が弾みます。
遊びに行った初夏の時期は、ちょうどマリーゴールドが見頃。春は菜の花やポピー、秋にはコスモスなど、季節ごとにいろんな花々が見られます。
8月下旬頃までは、ひまわりも咲いているそうですよ。
この広場の脇に、木の枝に設置されたブランコをみつけました。
ちょっと怖いけど、漕いでみることにします。
「たのしい〜!」と笑いながら遊んでくれました。まるで絵本の中の世界です。
しゃがんで見上げるように撮ると、入道雲のなかに飛び込んでいくような夏らしさ満点の写真が撮れました。
この公園内はどこも素敵なところばかりだったので、是非また訪れようと思います。
【のこのしまアイランドパーク】
能古島北部に広がる、約15平方メートルの自然公園。桜、菜の花、コスモスなど、一年を通じて季節の花々が咲き誇ります。住所:福岡市西区能古島
営業時間:平日/9:00~17:30
日祝日/9:00~18:30
料金:大人(高校生以上)/1,200円
こども(小・中学生)/600円
幼児(3歳以上)/400円
ホームページ:http://nokonoshima.com/
電話番号:092-881-2494
ご当地バーガーと島を巡るサイクリングを堪能
大絶景を堪能した私達は、のこのしまアイランドパークを出て渡船場付近へ戻りました。
お昼になりお腹が空いたので、ここでしか食べられない名物の「のこバーガー」をいただこうと思います。
能古島産のお野菜を使ったご当地バーガー。具材がたっぷりでボリューム満点。とても美味しくて、あっという間に食べ終えました。
ランチの後はレンタサイクルの貸し出し所でかわいいピンクの自転車を借りて、海水浴場までサイクリングへ出かけることにしました。
普段自転車に乗らないので少し不安でしたが、貸し出しのお姉さんに道を尋ねると、「電動自転車だったらあっという間に着くよ」と言われ、安心して出発しました。
潮風に吹かれながら海岸沿いを走ります。海岸沿いの道は平坦なので、走っていてとても爽快です。
休憩を挟みながら目的地へ向かいます。
途中道を間違えて、行き止まりの方向に行ってしまいました。ちょっとしたハプニングもいい思い出ですよね。
途中の山道は正直とてもきつくて、「すぐ着くよ」と言ったレンタサイクルのお姉さんをほんのちょっとだけ恨みました。でも電動自転車にしていなければ、どうなっていたことか……。
やっぱり、お姉さんありがとう。
レトロ感漂う海水浴場をゆるりお散歩
しばらく山道を進むと海水浴場が見えてきました。
この海水浴場は能古島キャンプ村海水浴場という名前で、海水浴以外にもBBQをしたりバンガローやテントで宿泊が楽しめたりと魅力満載のスポットです。
また、敷地内にはヤシの木が並んでおり、福岡にいながら南国気分が味わえます。
【能古島キャンプ村海水浴場】
青い海が目の前に広がるキャンプ場。バンガローもあり、宿泊やマリンスポーツなどが楽しめます。住所:福岡市西区能古島1624
営業期間:5月~9月
営業時間:9:00~17:30
定休日:なし
料金:なし
ホームページ:http://camp.nokonoshima.com/
電話番号:092-881-0948
フォトジェニックな海水浴場でのお散歩を満喫して、私達は船着き場へ戻ることにしました。
最初の登り坂を登りきれば、後は下り坂が続きます。
暑いので少し休憩...。
シュワシュワのご当地サイダーでヒートダウン
船着き場へ戻ると、朝は閉まっていたnoconico cafeがオープンしていたので立ち寄ることにしました。
店内には可愛い雑貨や本がたくさん置いてあります。
サイクリングで乾いた喉を潤すために、サイダーを注文しました。
ご当地ものの「能古島サイダー」と、甘夏果汁の入った「ノコリータ」。
味が美味しいのはもちろん、パッケージもすごく可愛いです。空き瓶はお土産に持って帰ることにしました。
【noconico cafe】
おもちゃ箱をひっくり返したような色合いの外観と、味のあるインテリアが特徴。昭和レトロを感じる商品が所狭しと並べられたカフェ。住所:福岡県福岡市西区能古457−1
営業時間:お昼過ぎから日が沈む頃まで
定休日:不定休
SNS:http://twitter.com/noconicocafe
飲み終えた頃にちょうどフェリーが港につきました。後ろ髪引かれる思いですが、帰ることにします。
小さくなる能古島に手を振り、帰りも10分間のクルージング。
あっという間に姪浜旅客待合所(能古渡船場)に到着。楽しいプチ島旅もおしまいです。
福岡の中心部からわずか10分の船旅で、日常を離れて休暇を満喫することができました。福岡の都会なイメージと違う、まったりとした時間を過ごせたと思います。
島での時間はずっと探検をしているようで、子どもの頃の夏休みを思い出しちゃいました。日焼けのヒリヒリと、サイクリングによる筋肉痛もいいお土産。
夏の雲やそこら中に咲く花に癒された、大満足の女子旅でした!
さて、次はZ とどこへ旅にでようかな。
お気に入りの一枚
麦わら帽子、ワンピース、海、入道雲。
私が大好きな夏の要素がたっぷり詰め込まれた一枚です。しゃがみ込んで撮ることで、まるで入道雲の中に飛び込んでいくような写真が撮れました。
Edit:Anco Oshita
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