製品特長
小型・軽量ボディーのS-Line超望遠600mm単焦点レンズ
“手持ち撮影” が可能な焦点距離600mmの超望遠
NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR Sは、クラス最軽量※1の質量1390g(三脚座を除く)、全長※2約278mmの小型・軽量ボディーの超望遠レンズ。軽快な取り回しで、長時間におよぶ撮影も快適に行えます。PF(Phase Fresnel:位相フレネル)レンズの採用により、小型・軽量化を実現しており、手持ちでも鳥、自動車、バイクなどの遠くの被写体をS-Lineならではの高画質で鮮明に撮影できます。また、レンズの重心をボディー側に寄せることでバランスのとれた使用感を実現。レンズを素早く振るような場面でも、狙った位置で瞬時に止めることができ、被写体をより容易に捉えられます。レンズを思いのままにコントロールして、狙った瞬間をより確実に撮影できます。

© Ramesh Karmakar
© Julie Cogis
Z マウントシステムならではの高速・高精度なAF性能、高い光学性能
高速かつ正確なAF駆動システムは、野生動物やモータースポーツなど、一瞬を逃さずに捉えたい撮影に最適です。静粛性とレスポンスに優れたSTM(ステッピングモーター)をAF駆動に採用し、素早く動き続ける動体の撮影や動画撮影でも、被写体を的確に捉え続けます。優れた静粛性は、野鳥や野生動物の撮影のように静かさが求められるシーンにも最適。Z マウントならではの高い解像力で、遠くにいる野生動物の細かな毛まで克明に描写できます。テレコンバーター装着時※にも高い光学性能を発揮。Z TELECONVERTER TC-1.4x、TC-2.0x(いずれも別売)を装着し、それぞれ焦点距離を840mm、1200mmまで拡大して解像感の高い画像が得られます。さらに、テレコンバーター使用時にも高いAF性能や、手ブレ補正性能を最大限に活かせるため、快適に撮影ができます。また、斜めから入ってくる光に対して高い反射防止効果を発揮するナノクリスタルコートを採用。ゴーストやフレアを効果的に低減し、クリアーな画像が得られます。
© Savannah Rose
優れた手ブレ補正効果で快適な手持ち撮影を実現
手ブレ補正効果5.5段※1(CIPA規格準拠)の優れたレンズシフト式VR機構により、手ブレを気にせず手持ち撮影が可能です。手ブレ補正機能を「NORMAL」から「SPORT」に切り換えると、連続撮影時にファインダー内の画像が安定。パンニング中に不規則に動く被写体も鮮明に捉えることができます。また、シンクロVR対応カメラとの組み合わせでは、6.0段※2の効果が得られ、手ブレ補正効果がさらに高まります。レンズの軽さと相まって、テレコンバーター使用時でも、低速シャッタースピードでの静止画撮影を手持ちで快適に楽しめます。
© Savannah Rose
© Julie Cogis
撮影を快適にする高い信頼性と操作性
あらゆるシーンで高い信頼性を発揮
NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR Sは、高い防塵・防滴性能※により多彩なシーンで安心して使えます。鏡筒の可動部分をはじめとする随所にシーリングを施し、さらにレンズマウントゴムリングを採用して、レンズのあらゆる部分への塵や水滴の侵入を効果的に防ぎます。また、レンズ最前面にフッ素コートを採用。レンズ表面の汚れやホコリを簡単に拭き取ることができ、急に天候が変化しても撮影を続けることができます。

撮影を快適にする操作性
NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR Sは、見た目のインパクトと操作性を両立させています。好みに合わせて機能を割り当てられるL-Fnボタン1つとL-Fn2ボタン4つを搭載。メモリーリコール機能は、レンズにピント位置を登録し、登録したピント位置に瞬時に合わせることができます。また、左手でレンズをホールドする部分に滑り止めのラバーコーティングを施し、ホールディング性を向上。高い操作性とカスタマイズ性で快適な撮影を実現します。

洗練された機能的なレンズデザイン
滑り止めラバーやNIKKORのロゴを刻印した金属プレートなど、レンズ外装に施したこだわりのディテールが、手触りの良さと見た目の美しさをもたらします。レンズ先端部の象徴的なニコンイエローのリングが、NIKKORエンブレムとともに全体のデザインを引き立てています。
動画に配慮した設計
静音化など動画に配慮した設計
録画中のスムーズな絞り制御とフォーカス位置の自然な移動を実現。露出とフォーカスの滑らかな変化により、自然な印象の美しい動画を撮影できます。また、フォーカスブリージングを効果的に抑制。フォーカス時の画角変動を気にせず、撮影に集中できます。さらに、ステッピングモーター(STM)による静かなレンズ駆動とクリックレスのコントロールリングにより、撮影時の操作音を気にすることなく撮影できます。