製品特長
Zfcにマッチするヘリテージデザイン
NIKKOR Z レンズの中でも個性的で目をひくデザインのNIKKOR Z 40mm f/2(SE)は、フィルム一眼レフカメラ「ニコン FM2」の雰囲気をまとうミラーレスカメラ「Zfc」※にぴったりのSpecial Edition(SE)レンズです。
ニコンを代表する「ニコン FM2」時代のマニュアルレンズにインスパイアされたデザインを採用し、各操作リングのローレットは、当時の設計図を研究して忠実に再現。さらにデザインへのこだわりは、滑り止めを兼ねた根元形状や、存在感のあるコントロールリングにも。撮影が楽しくなるような高いデザイン性と操作性を両立しています。

ボケを活かした画づくりを楽しめる、明るく汎用性の高い標準レンズ

© 七緒
明るい開放F値で自然なボケを実現
開放F値2ならではの大きく柔らかなボケを楽しめます。背景の柔らかなボケは、日常のひとコマやポートレートをよりインパクトのあるシーンへと変えてくれます。また9枚の絞り羽根を採用し、自然な丸みの玉ボケも実現。明るいレンズは薄暗い場所でもシャッタースピードを速くしてブレを軽減できるので、手持ち撮影も安心です。
幅広いシーンに対応する標準的な焦点距離
焦点距離40mmの標準的な画角により、スナップからポートレートまで、幅広いシーンと被写体を高画質で撮影できます。APS-Cサイズ/DXフォーマットの Z カメラに装着すると60mm相当※の画角となり、中望遠レンズならではのボケを活かした立体感のある表現で、被写体を印象的に際立たせることができます。
© 七緒
いつでもどこでも撮影できる小型・軽量レンズ
ミラーレスカメラの機動力を最大限に活かすため、全長約45.5mm※、重さ約170gの小型・軽量サイズを実現。どこにでも持ち歩いて、身のまわりのさまざまなシーンを気軽に撮影できます。また、撮影時にレンズを繰り出す操作がいらないので、突然のシャッターチャンスにもすばやく対応できます。


スナップ撮影に適した高性能
レンズ前0.29mまで被写体に近づける、最短撮影距離
最短撮影距離0.29mの実現により、テーブルフォトなどの撮影時に被写体にグッと近づけます。撮影距離が短いと背景のボケが大きくなるため、被写体を際立たせた立体感のある画像を撮影できます。
優れたAF性能
AF機構にSTM(ステッピングモーター)を採用し、優れた静音性と高速・高精度なAF制御を実現。小径・高トルクのSTMは、レンズボディーの小型化とAF制御性能の両立にも貢献しています。
© 七緒
電磁絞り機構の採用
独自の駆動機構を持つ絞りユニットを採用し、カメラボディーからの電子信号による高精度な絞り制御を実現。連続撮影時でも、安定した露出制御が可能です。
防塵・防滴に配慮した設計※
小型・軽量なレンズでありながら、埃や水滴の侵入を防ぐシーリングを施した、防塵・防滴に配慮した設計※です。

動画撮影にも配慮した設計
静かな動作音
AF制御と絞り制御時の駆動音を最小限に抑えています。また、クリックレスのコントロールリングの採用により操作音も低減しており、静かな場所でも撮影時の音を気にせず動画撮影を楽しめます。
快適で滑らかな操作感を実現するコントロールリング
ピントや明るさをゆっくりとスムーズに変化させ、自然な映像表現を実現する、滑らかな操作感のコントロールリングを採用。フォーカス[M/A]※[絞り値][露出補正][ISO感度]機能をカメラからコントロールリングに割り当てられるので、より直感的な操作が可能です。

フォーカスブリージング低減
明るさの変化を自然に見せる絞り制御
スムーズで安定した絞り制御が、露出変化の自然な表現を実現します。