Nikon Imaging | Japan
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<ニッコールクラブ会員展>
野寺 一徳
聖地・撮り旅

会期

2025年12月16日(火)~2026年1月5日(月) 日曜休館、12月27日~1月4日 休館

10:30~18:30(最終日は15:00まで)

開催内容

旅に出ると、景色や異文化の慣習、伝統など、自分にはまだ知らないことがたくさんあることに気づく。カメラを片手に最初の聖地を訪れたのは、世界遺産のアンコール遺跡群だった。この遺跡群は歴史と文化に満ち溢れており、私の想像を遥かに超える驚きをもたらした。

遺跡群に魅せられ、年に一度「自分へのご褒美」としてミャンマー、インドネシア、タイと寺院聖地を巡り、軽やかにシャッターを切った。これらの国はすべて微笑みに満ち溢れており、その姿に感動した。

国によって寺院は多種多様で、カラフルで金色のものや、ユーモラスで思わず笑ってしまうものまで、その存在感はエキゾティックだ。遺跡群の緻密で華やかな装飾や、仏像の退廃的な光景には、時間と共に変化し崩壊へ向かう非日常的な美しさがある。どこか儚い印象を与え、新鮮さと興奮を感じさせてくれた。諸行無常という言葉を、少しだけ理解できるような気がした。

旅は心を豊かにする。これからも片手にカメラの旅人として、撮り旅をライフワークとして楽しんでいきたい。

(野寺 一徳)

プロフィール

野寺 一徳(のでら かずのり)

1960年 茨城県生まれ
1983年 写真を始める
1990年 6×9・4×5判の撮影を始める
2000年 645判の撮影を始める
2006年 デジタルカメラへ移行
ネイチャーフォトを中心に撮影

受賞歴
隔月刊 風景写真 入賞等30回
JPS展 優秀賞・入選
ニッコールフォトコンテスト 入選等9回
ニッコールクラブ会報フォトコンテスト 入賞等18回
2011年ネイチャー・フォトサロン 年度賞 1位
富士フィルム、コダック、京セラ・コンタックス、他コンテスト等 入賞等17回

作品提供
山と溪谷社カレンダー
2008年 ヤマケイ山岳カレンダー「美しい日本の山」6月
2011年 Mountains Petit-CALENDAR 6月
2000~2022年 ALPINE CALENDAR 22作品
1996年松下電器産業㈱カレンダー「歓びの山河」11月
隔月刊 風景写真 真・撮影地ガイド等 4作品