APS-C サイズ(DX フォーマット)レンズは、35mm 判ニコンフィルム一眼レフカメラ用レンズよりもイメージサークルの小さい APS-C サイズ/DX フォーマットを採用する、ニコンミラーレスカメラ/デジタル一眼レフカメラに光学性能を最適化したレンズです。
■ Z マウントレンズ
Z マウントレンズの APS-C サイズ(DX フォーマット)レンズと Z シリーズのミラーレスカメラの組み合わせについては、以下のとおりです。
APS-C サイズ /DX フォーマット |
Z50II / Z50 / Z30 / Zfc
| 使用できます。 |
フルサイズ /FX フォーマット |
Z9 / Z8
Z6III / Z7II / Z6II / Z7 / Z6 / Z5 / Zf
| 撮像範囲が DX フォーマットに固定されます。 |
■ F マウントレンズ
F マウントレンズの APS-C サイズ(DX フォーマット)レンズとミラーレスカメラ/一眼レフカメラとの組み合わせについては、以下のとおりです。
ミラーレスカメラ | APS-C サイズ /DX フォーマット | マウントアダプター FTZ II / FTZ を装着した APS-C サイズ(DX フォーマット)の Z シリーズ | 使用できます。 ※1 |
フルサイズ /FX フォーマット | マウントアダプターFTZ II / FTZ を装着した フルサイズ(FX フォーマット)の Z シリーズ |
| |
CX フォーマット | マウントアダプター FT1 を装着した Nikon 1 シリーズ | Nikon 1 独自の CX フォーマットで 撮影されます。 ※1 | |
デジタル 一眼レフカメラ | APS-C サイズ /DX フォーマット | D2 シリーズ / D1 シリーズ D500 / D300シリーズ / D200 / D100 D7500 / D7200 / D7100 / D7000 D90 / D80 / D70シリーズ / D50 | 使用できます。 |
D5600 / D5500 / D5300 D5200 / D5100 / D5000 D3500 / D3400 / D3300 D3200 / D3100 / D3000 D60 / D40シリーズ | 使用できます。 ※1 | ||
フルサイズ /FX フォーマット | D6 / D5 / D4S / D4 / D3シリーズ / Df D850 / D810 / D810A / D800シリーズ D780 / D750 / D700 / D610 / D600 | 撮像範囲を DX フォーマットに 切り替えることにより、 使用できます。 | |
フィルム 一眼レフカメラ | 35mm 判 | F6 | イメージサークルが 小さいため、 使用できません。 |
※1 AF DX Fisheye-Nikkor ED 10.5mm F2.8G との組み合わせではオートフォーカスが使用できません。
なお、AF-P の APS-C サイズ(DX フォーマット)レンズを使用する場合の注意事項については、以下のとおりです。
■ AF-P の G タイプレンズとの組み合わせについて
- フィルム一眼レフカメラ / D3シリーズ / D2シリーズ / D1シリーズ / D700 / D300シリーズ / D200 / D100 / D7000 / D5100 / D5000 / D3200 / D3100 / D3000 / D90 / D80 / D70シリーズ / D60 / D50 / D40シリーズ
- D5 / D4S / D4 / Df / D810 / D810A / D800シリーズ / D750 / D610 / D600 / D7200 / D7100 / D5500 / D5300 / D3300
D5300/D3300 は、「AF 設定時のフォーカスリング操作」メニューによる M/A モードの設定(有効/無効)や、マニュアルフォーカス時のフォーカスリング端点警告表示機能は非対応です。
- D5200 / マウントアダプター FT1 を装着した Nikon 1 シリーズ
撮影時に再度ピント合わせをしてください。ピントをあらかじめ合わせておいて被写体を待つ置きピン撮影など、ピント合わせからシャッターを切るまでに時間がかかる場合は、カメラの半押しタイマーを長めに設定しておくことをおすすめします。
カメラの電源が OFF のときやカメラの半押しタイマーがオフになったときは、フォーカスリングを回してもピント合わせはできません。
また、ズームリングを回すとピントずれが生じます。ピント合わせをするときは、カメラの電源を ON にするか、シャッターボタンを半押しして半押しタイマーをオンにしてください。
カメラメニューに「光学手ブレ補正」があるカメラの場合、レンズの手ブレ補正機能の ON/OFF を切り換え可能です。
なお、カメラメニューに「光学手ブレ補正」がないカメラの場合は自動的に ON になり、OFF にすることができません。