「〈私の友達〉は、マネキンを使った演出がユニーク。見せ方のバリエーションも豊富で、左右どちらから見るかによってストーリーが変化するのが斬新です。組写真のストーリー性がしっかりと活かされた作品だと思いました」（熊切）
「〈Luminance〉は、80年代風のメイクやスタイリングがとてもかわいらしく、世界観がしっかりと作られた作品です。4枚の写真すべてがシンメトリーに構成されていて、まるで現実と非現実の狭間にいるような、不思議な感覚に引き込まれます。色調やトーンに統一感があり、フィルムライクな質感も被写体の雰囲気にぴったりです」（秋山）