ENOShohki Eno
NIKKOR Z70-200mm f/2.8 VR S II

「これ1本で、すべて撮れる」
オールジャンルの撮影に対応できる、信頼性の高い望遠ズームだ。風景、動物、スナップ、ポートレートとさまざまな被写体を撮影したが、AFは常に被写体を素早く正確に捉え、迷いを感じる場面はほとんどなかった。描写性能も非常に高く、1本のレンズで撮影したとは思えないほど多彩な表現が可能だった。普段1日中撮影することも多いが、軽量化によって従来モデルよりも持ち運びやすくなり、撮影時の負担が確実に減ったと感じた。描写、AF、機動力のバランスに優れ、撮影の中心となる1本として安心して使えるレンズだと思う。
・カメラ:Z8 ・絞り:f/2.8 ・シャッタースピード:1/640秒 ・ISO感度:100 ・焦点距離:170mm
朝方の城ヶ島で、冬の澄んだ空気と快晴の光の中で撮影。背景や光の入り方を変えながらテンポ良く撮影したが、フォーカスは常に安定して被写体を捉えてくれた。軽量なレンズ設計のおかげで長時間でも疲労感が少なく、集中して撮り続けられた。
朝の光が差し込む花鳥園で、止まり木にたたずむ姿を狙って撮影。開放F値2.8で背景を溶けるようにぼかし、被写体を際立たせた。羽の1枚1枚まで精細に見える描写力とフォーカスの速さに驚いた。
・カメラ:Z8 ・絞り:f/2.8 ・シャッタースピード:1/800秒 ・ISO感度:100 ・焦点距離:165mm
・カメラ:Z8 ・絞り:f/4.5 ・シャッタースピード:1/100秒 ・ISO感度:400 ・焦点距離:70mm
夕暮れ時の富士市で、街並みと富士山を同時に捉える視点で撮影。空の色が変わるわずかな時間帯でも、遠景から手前まで安定した解像感を保ってくれた。軽量なレンズ設計のおかげで三脚を使わず、テンポ良くシャッターを切れた。
日が差し込む植物園の中で、偶然目に留まった花をそのままの距離感で捉えた1枚。良い写真になると予定して撮ったものではなかったが、レンズは滑らかなボケと高い解像力で応え、花びらに残る水滴の質感まで繊細に描写してくれた。
・カメラ:Z8 ・絞り:f/4.5 ・シャッタースピード:1/250秒 ・ISO感度:640 ・焦点距離: 200mm
・カメラ:Z8 ・絞り:f/3.5 ・シャッタースピード:1/400秒 ・ISO感度:640 ・焦点距離:145mm
雪が残る薄曇りの屋外で、こちらを見つめる一瞬を待ってシャッターを切った。ほのかな自然光の中でもAFが迷わず瞳を捉え、レンズは毛並みの1本1本まで精緻に描写。主題を際立たせる柔らかなボケが、静かな緊張感を引き出してくれた。
朝日を浴びて印象的に浮かび上がる、伊東の洋風建築を撮影。連なる屋根の形状をグラフィカルに見せたく、F6.3で奥行きを保ちながら構図を整えた。陰影の出方も狙い通りで、軽量なレンズのおかげで高い位置からの撮影も無理なく行えた。
・カメラ:Z8 ・絞り:f/6.3 ・シャッタースピード:1/400秒 ・ISO感度:100 ・焦点距離:92mm
・カメラ:Z8 ・絞り:f/8 ・シャッタースピード:1/3200秒 ・ISO感度:400 ・焦点距離:155mm
新幹線を見下ろせる兵庫の公園から、通過する瞬間を狙って撮影。高速で迫る被写体に合わせて何度かトライしたが、連写中もフォーカスは新幹線を捉え続けてくれた。後ろに続くリズミカルな電柱とグラフィカルな経路をうまく表現できた。
完全な逆光となる夕刻の海辺で、沈みゆく太陽を正面から捉えた1枚。現像時にシャドーを持ち上げても、船や遠景の暗部まで破綻なく描写されていた。強い光源を入れてもゴーストやフレアが抑えられ、見たままの光景を素直に表現できた。
・カメラ:Z8 ・絞り:f/8 ・シャッタースピード:1/1250秒 ・ISO感度:200 ・焦点距離:200mm
Behind The Scenes
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S IIは、開放F2.8から安定した高い解像感を保ちつつ、進化した高速・高精度AFと約998g(三脚座リング・保護カバーを除く)の軽量設計により、撮影テンポを崩すことなく被写体に集中できるのが特長だ。インターナルズーム機構を採用したまま全長を短縮し、アルカスイス対応の着脱式三脚座など操作性も刷新。従来モデルからの進化が、撮影時の快適さにつながっている。本動画ではフォトグラファーの Shohki Eno氏 に、撮影シーンを通して感じた描写力、AF性能、機動力について語っていただいた。描写・AF・機動力のバランスに優れ、ジャンルを問わず安心して使えるNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S IIの完成度を動画で確認していただきたい。
フォトグラファー
Shohki Eno(いいの しょうき)
1989年生まれ。多摩美術大学でプロダクトデザインを専攻し2014年卒業。在学中にグラフィックデザインの知識も習得し、卒業後は交換留学に行ったアメリカの美術大学院(ArtCenter College of Design)を目指すものの2016年よりフォトグラファーの道へ。Instagramに投稿した写真が国内外で注目を集め、現在は広告を中心に活躍。人気ドラマの撮影も数多くおこなうなど、活動は多岐に渡る。