NIKKOR Z24-70mm f/2.8 S II

進化する大口径の高い
描写性能と機動力
- 大口径の両面非球面レンズを前玉に採用し、EDレンズと非球面レンズを効果的に配置したS-Line最高クラスの画質
- 単焦点レンズに匹敵する滑らかで柔らかいボケ味
- クラス世界初※1全長変化のないインターナルズーム機構を採用
- クラス最軽量※1の約675gがかなえる優れた機動力
- 高速かつ高精度なAFを実現するシルキースウィフトVCMを採用
- ゴーストやフレアを大幅に低減できる、メソアモルファスコートやアルネオコートを採用
- 撮影の自由度を高める、広角側0.24m、望遠側0.33mの最短撮影距離
- NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S比でフォーカスブリージングを半分以下に抑制
- 雨や砂埃の中でも安心して使える、高い防塵・防滴性能※2
- 2025年8月22日時点で発表された24-70mm f/2.8のフルサイズ/FXフォーマットミラーレスカメラ用交換レンズにおいて。ニコン調べ。
- すべての条件で完全な防塵・防滴を保証するものではありません。
「特別なレンズだけがまとう空気感がある」
手にした瞬間、まずその軽さに驚かされる。そして撮り始めてさらに驚いたのはその圧倒的な描写力。開放絞りから隅々まで精細に描き出す解像力と、非常に強力な逆光耐性を兼ね備え、厳しい条件下でも撮り手のイメージを確実に表現してくれる信頼の1本だ。ファインダーをのぞいた瞬間に感じる、特別なレンズだけがまとうあの空気感をNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S IIは持っている。やはり、誰もが一度は憧れる大三元レンズという存在は、特別感と安心感が宿っており、撮影体験そのものをひとつ上の次元へと引き上げてくれる。写真でも動画でも「このレンズがあれば大丈夫」と思わせてくれるNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S IIは、私のNEW STANDARDとなるだろう。
フォトグラファーyukkey(Takayuki Yoshikawa)
滋賀県を拠点とするフォトグラファー。四季の移ろいをテーマに、風景写真のほか、人物を取り入れた情景も得意とし、写真と動画の両輪で映像表現を追求。Adobe Lightroomアンバサダー。


Behind The Scenes
開放f/2.8大口径標準ズームはいつの時代も高画質を約束してくれるレンズであり、風景写真の王道レンズ。NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S IIは優れた解像力や最新の逆光耐性を存分に享受できるほか、約675gというクラス最軽量の機動力を備え、手持ちでアクティブに使える。この動画はII型として進化したレンズ性能を追体験できる内容になっている。また、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S IIはインターナルズーム機構を採用することで映像制作にも最適。この動画も同じレンズで撮影されている。静止画・動画の両面において、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S IIのポテンシャルを確認してほしい。
「ズームレンズの新たな可能性を感じる」
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S IIを手にしてまず感動したのは、大三元レンズの概念が変わりそうな軽さとコンパクトさ。しかしながら、描写はさすが大三元といった上品さと重厚感がある。AFはNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sよりもスピーディーかつ正確で、瞬間の動きを捉えたいシーンに対応。最短撮影距離は短く、寄り引きの自由度がとても高い。ポートレート撮影には欠かせない逆光シーンもお手のもので、つぶれやすい繊細な髪の毛の立体感も見事だ。本格派でありながら軽やか。このような「こうあってほしいな」がたっぷり詰まった素晴らしいレンズだ。
写真家野口 花梨(のぐち かりん)
1999年生まれ、大阪府出身。日本大学芸術学部写真学科卒業。俳優やモデルの撮影を精力的に行い、自然な表情を捉えたポートレートを得意とする。上白石萌歌「かぜとわたしはうつろう」など多くの写真展に参加。


Behind The Scenes
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S IIは、まるで単焦点レンズのような滑らかで柔らかいボケを実現し、ポートレートやスナップで重宝するレンズ。広角から中望遠まで1本でこなせる利便性のほか、軽さによる機動力も併せ持っている。そして見逃せないポイントはNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S比で約5倍高速化されたAF性能※注。激しく動くシーンでも正確に被写体を捉え続けるレスポンスの良さも大きな魅力だ。この動画はNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S IIによるポートレート撮影の対応力が分かる内容になっている。
※注 画像処理エンジン EXPEED 7搭載のカメラボディ装着時。
NIKKOR Z Technology
本レンズに搭載の注目テクノロジー
メソアモルファスコート
NIKKORレンズ史上最高の反射防止性能を発揮する反射防止コーティングです。斜入射光、直入射光のいずれに起因するゴーストやフレアも大幅に低減した、クリアーな画像が得られます。この反射防止コーティングでは、アモルファス粒子が連結した構造体が不規則に重なることによって、メソ孔(メソポア)と呼ばれる空気隙間を多数形成。コーティング内により多くのメソ孔を設けることで超微細メソポーラス構造を形成し、非常に低い屈折率を達成しています。さらに、高精度な下地コートを施すことで、他に類を見ない反射防止効果を実現しています。

アルネオコート
レンズ面に垂直に入射する光に対して威力を発揮し、ゴーストやフレアの低減に効果的な、超低反射率を実現した反射防止コーティングです。

従来の多層膜コーティング

アルネオコート
早朝、滋賀の渓流では、木々の隙間から差し込む光芒が水面に反射し、あたり一面がきらめいていた。強い光源が入り交じる難しい条件下でも、優れた逆光耐性により、フレアやゴーストのないクリアな描写が得られた。開放絞りでも隅々まで高い解像力を発揮し、光芒の精細さや水面の輝きまで余すことなく捉えている。