Lesson06
一眼レフを使いこなそう!
      まずどんなキャラでどんな雰囲気の写真にしたいかのイメージを固める、
      使いたい小物や背景をじっくりセレクト、アングルにも気を使って、ライティングもバッチリ!
      …となってくると、やっぱり“いいカメラ”が欲しくなるというもの。
      コンパクトデジタルカメラでもレンズ交換式デジタルカメラでももちろんいいけれど、
      ここでは一眼レフカメラの魅力についておさらいしておきましょう。
      
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          1 “いい写真”はいい持ち方から!   コスプレするだけじゃなくてカメコもしたい!となると、衣装にウィッグにブーツに装備にメイク道具にカメラ一式…とますます荷物が重くなって大変なので、できればカメラは軽いものがいい!というのもわかります。でもやっぱり一眼レフの方が、あなたのイメージに近い質の高い写真が撮れるかも。また一眼レフで撮るときはストラップを首にかけるか片方の手首にまきつけてカメラ本体をきちんとホールドすれば小型のカメラにはない安定感が得られます。ホールドしてファインダーをちゃんとのぞくことで構図も決められるので一石二鳥!?   NG!とGOOD!一眼レフカメラは少し大きいので片手でシャッターを切ると手ブレしやすくなります。カメラを固定するために基本は両手で。右手はボディーを握り、左手はレンズ下からカメラ全体を支えるように。腕の力が弱いとここで写真がブレるので脇もしめて体に固定するとなおGOOD! - 
                        NG!  
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                        GOOD!  
 
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          2 一眼レフで 
 チャレンジしてみよう!ボケ味のある写真で雰囲気を出すビシーっと全部エッジがはっきりしている写真より、背景がボケている方がより人物が引き立ち、全体はふわっとした雰囲気が出るもの。オートモードではなくマニュアルモードで絞り値を小さくしてレンズの焦点(被写界深度)を変えてピントの合う奥行きを変えればキレイなボケが。 - 
                  - Before
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 - After
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                           クリックで拡大表示 クリックで拡大表示
 
 レンズを使いこなそう!魚眼やアオリなどの画面の歪みや光の玉のボケ味などもレイヤーが求めるコスジェニックな1枚には欠かせない魅力のひとつ。レンズでこういう効果を作ることができるものは多いため、レンズを使い分ければ写真の表現力は格段に上がる。だから多種多様なレンズを組み合わせることが可能な一眼レフをオススメしたい。 - 
                  ズームレンズの魅力は?
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                  単焦点レンズの魅力は?キレイなボケ味のある写真を撮るなら単焦点が断然オススメ。ズームレンズに比べて絞り値が小さくて明るいこと、画面の歪みが少なくて全体のエッジがクリアなこと、レンズ自体が軽量なこと、ズームレンズに比べると比較的安価なことも大いに魅力的。 
 
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          3 コスプレ撮影にオススメ! 
 Nikon D5500の魅力は?- 
                        軽量!  バリアングル液晶モニター搭載のデジタル一眼レフカメラにおいて(2015年3月17日ニコン調べ)は最軽量。気軽に持って行ける小型・軽量ボディーはコスプレ撮影にぴったり。 
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                        バリアングル!  バリアングル液晶で極端な上から(ハイアングル)や下から(ローアングル)撮影の際も便利。撮りたいアングルが自由自在で、一眼では撮影が難しい自撮りもこれ一台で楽しめます! 
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                        バリアングルで2ショットも! クリックで拡大表示 クリックで拡大表示タッチパネル&バリアングル液晶モニターを使えば手持ち2ショットも。 
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                        ワイヤレス! クリックで拡大表示 クリックで拡大表示Wireless Mobile Utilityを使って自分のスマートフォンをシャッター代わりに。ひとりで撮影する場合にもイメージ通りの写真を撮ることができます。 
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                        ワイヤレスで自撮り! クリックで拡大表示 クリックで拡大表示三脚をセットして自撮りするならこんな方法も。自分のスマートフォンで画面を確認。 
 画像編集機能を使ってみよう!- 
                    アオリ効果- Before
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 - After
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                             クリックで拡大表示 クリックで拡大表示
 カメラ内で画像が加工できる画像編集メニューが豊富なD5500。PCの画像編集ソフトを使わずとも「画像編集メニュー」で液晶画面を見ながら補正が可能に。ここではアオリ効果を使って人物の縦のラインを強調。 
 スペシャルエフェクトモードを
 使ってみよう!-  
                    セレクトカラー- Before
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 - After
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                           クリックで拡大表示 クリックで拡大表示
 撮影時にEFFECTSモードに切り替えて効果を加えることで一味違う写真が簡単に。ここではセレクトカラーモードを使って妖艶な雰囲気に。もちろん赤だけでなく、黄色や青などイメージに合わせて色はセレクト可能。 
 
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          4 応用編 
 市販のレンズフィルターを
 使ってみよう!- 
                    
                    ソフトフォーカス光のにじみが美しいきめ細かなソフトフォーカスに。レンズ自体にフィルターをかけるので画面全体が柔らかな雰囲気になるのが特徴。口径が何種類かあるので自分の使用レンズのフィルター径を確認してから買うこと(ここではKenko PRO1 Digital PRO SOFTON-A(W)を使用)。 
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                    スタークロスイルミネーションなどの光をキラッキラに演出。ほかにも光源を6本や8本に演出するフィルターもあり。これはフィルター枠を回転させて光条(光の向き)を変えることも可能(ここではmarumi DHG STAR CROSS 4Xを使用)。 
 
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        まとめ 高性能だしやれることもいっぱいだし、やっぱり“せっかく撮るなら一眼レフ!”
        
        高性能だしやれることもいっぱいだし、やっぱり“せっかく撮るなら一眼レフ!”
        がオススメ。でも、すぐには一眼レフが手に入らない方もまずはテクニック! 
        コツを押さえてコスジェニックな1枚を!!
        
      
       璃波(りなみ)さん
璃波(りなみ)さん
 Tips
Tips
        スムーズな後加工のためには…
“盛ってナンボ”はよ~くわかる。各種レタッチソフトが便利だしスゴいのもわかる。だからこそ土台となる元の写真により気をつけておけば、加工すればもっと良くなる、もしくは加工が少なくてもいい写真になるってことも確か。レタッチ前提だとしても、撮影するときに、最終的な仕上がりのイメージは明確?全体の明るさは?光はどこからきてる?背景と人物の比率を考えてバランスを取ってる?木を見て森を見ずじゃダメ!実際のレタッチ作業の場合も撮影と同じく全体の仕上がりを意識して。
クレジット
        撮影・レタッチ/井上依子(YOL)、渡邉(yakul) 
モデル/あさくら、じるこ、璃波
        撮影協力/
CURAS川崎
http://hacostadium.com/curas/ 
        川崎撮影スタジオ
http://kawasaki-studio.com/
        
※このページの写真は一部を除いてNikon D5500で撮影しています。使用した写真にはレタッチを施してあります。

 
                          
                             
                          
                             
                          
                             
                          
                            