たいせいTaisei
NIKKOR Z 40mm f/2

「ピタリとはまる40mmという画角」
40mmという画角は、自分が見た景色をそのまま写真に残せる感覚に近い。広すぎず狭すぎない絶妙なバランスで、日常の何気ない瞬間だけでなく、旅先の風景や友人との思い出まで自然に切り取ることができる。コンパクトなレンズだから被写体に圧迫感を与えにくく、飾らない自然な表情を引き出せるのも魅力のひとつである。ナチュラルな表現だけでなく、作り込んだ画作りにも応えてくれるので、「これしかできない」ではなく「こんな表現もできる」とポジティブになれる。そんな新たな選択肢を与えてくれるレンズである。
・カメラ:ZR ・シャッタースピード:1/640秒 ・焦点距離:40mm ・絞り:f/2 ・ISO感度:250
晴天の日中、夏を感じさせる青空と雲のコントラストが美しく足を止めた。カーブミラーに映る住宅や山、空が印象的で、1枚の写真の中に自然とともに暮らす街の風景を閉じ込めた。背景をどこまで写し込むか考えたとき、40mmという画角がその場の空気感を最も自然に表現してくれた。
シンプルなスタジオの中でも奥行きを感じられるように、ライティングによる光と影を取り入れてアクセントを加えた。レンズが持つクリアな描写と開放絞りf/2の柔らかな陰影が共存し、立体感と空間の広がりを残した写真に仕上がった。
・カメラ:Z5 II ・シャッタースピード:1/250秒 ・焦点距離:40mm ・絞り:f/2 ・ISO感度:100
・カメラ:ZR ・シャッタースピード:1/200秒 ・焦点距離:40mm ・絞り:f/2 ・ISO感度:400
日常のスナップとポートレートを掛け合わせたナチュラルなシーン。撮影距離が限られた環境下においても40mmという画角は自分が見た景色をそのまま残してくれる。また、ZRは動画と静止画の切り替えがシームレスに行えるカメラのため、自分が残したい瞬間をその時々で気軽に選択できる楽しさがある。
開放絞りf/2の明るさを活かして撮影した1枚。薄暗い店内で背景の暗さと前ボケを組み合わせることで、被写体の立体感を演出した。レンズの明るさとZ5IIの手ブレ補正を組み合わせればISO感度を抑えることができ、暗所でもノイズの少ないクリアな描写が得られた。
・カメラ:Z5 II ・シャッタースピード:1/80秒 ・焦点距離:40mm ・絞り:f/2 ・ISO感度:320
・カメラ:Z5 II ・シャッタースピード:1/800秒 ・焦点距離:40mm ・絞り:f/2 ・ISO感度:100
光がフラットで写真全体の色が崩れにくい曇りの日を生かし、色彩豊かな景色を背景に季節の中へ自然と溶け込むポートレートを撮影した。広すぎず狭すぎない40mmという画角の良さが活きている。ナチュラルな距離感で撮れるポートレートの魅力が40mmには詰まっている。
標高の高い場所で迎えた早朝。日の出と同時に野草に付いている朝露がきらめき始めた。野草と同じ目線のローレベルまで視点を落とし、かつ逆光で撮ることで臨場感のあるドラマチックな1枚に仕上がった。開放絞りのf/2に設定し、きれいな朝露の玉ボケを印象的に写せた。
・カメラ:Z5 II ・シャッタースピード:1/500秒 ・焦点距離:40mm ・絞り:f/2 ・ISO感度:100
・カメラ:Z5 II ・シャッタースピード:1/4000秒 ・焦点距離:40mm ・絞り:f/2 ・ISO感度:1600
逆光の柔らかな光を活かし、手先や髪の毛などの細かなパーツを撮影した。開放絞りf/2に設定し、見せたい部分だけを印象的に切り取った。ピント面から自然に溶けていくボケが繊細な髪の美しさを引き立て、立体感のある描写につながった。
日が傾き始めた時間帯に撮影したもの。逆光で照らされる髪の透け感や輪郭を際立たせながら、背景に斜めに並ぶ玉ボケをアクセントとして取り入れた。柔らかな光の表現と高い解像感により、逆光でも被写体の存在感を自然に引き立てることができた。
・カメラ:Z5 II ・シャッタースピード:1/1250秒 ・焦点距離:40mm ・絞り:f/2.2 ・ISO感度:250
・カメラ:Z5II ・シャッタースピード:1/1000秒 ・焦点距離:40mm ・絞り:f/2 ・ISO感度:100
夕日の中心に被写体を配置したシンプルな構図ながら、奥へと広がる景色が印象的。広い背景を取り入れつつも、夕暮れの柔らかな空気感を残したかったため、開放絞りf/2で撮影した。背景を程よくぼかすことで、被写体の存在感がより際立った。
夜間でも肌のトーンを自然に残したいと思い、開放絞りf/2の明るさを活かして撮影。Z5IIの強力な手ブレ補正によりISO感度を抑えながらカメラブレも防ぎ、ノイズの少ない描写を実現できた。軽量なレンズとの組み合わせだからこそ、気軽に持ち歩いて撮影できた1枚である。
・カメラ:Z5 II ・シャッタースピード:1/100秒 ・焦点距離:40mm ・絞り:f/2 ・ISO感度:2000
・カメラ:ZR ・シャッタースピード:1/100秒 ・焦点距離:40mm ・絞り:f/2 ・ISO感度:100
夕暮れ時の背景の色を残しながら、全体を少し暗めに仕上げるイメージで撮影した。野草の大きな前ボケを取り入れ、雲の開けた場所に被写体を配置することで空間全体に奥行きとまとまりが生まれた。モデルにうつむいたポーズをとってもらうことで、より空間に余韻を演出できた。
ショートムービー
軽量でコンパクトなNIKKOR Z 40mm f/2は気軽な動画撮影にも最適なレンズ。優れた動画性能とZ6III相当の静止画性能を誇るZRを組み合わせることで、写真も動画もシームレスに切り替えて楽しむという新しい撮影スタイルを体験できます。この動画は、たいせい氏が田舎と都会が同期する2つの世界をテーマに制作した動画作品となっている。
フォトグラファー
たいせい(Taisei)
秋田県出身、東京都在住。秋田で風景写真を撮り始め、上京を機にポートレートを始める。柔らかな光の中で日常の何気ない美しさを写真に残している。